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福島第1原発 雨水を敷地内に排出 台風による大雨のため [日記]

東京電力は16日、台風26号による大雨で、福島第1原発の汚染水をためる貯蔵タンク周辺にあるせき内にたまった雨水を敷地内に排出したと発表した。東電は大雨で雨水が満水になり、放射性物質濃度が高い水があふれ出ることを避けるため、外部へ排出できる雨水の放射性物質濃度の基準を決め、原子力規制庁が15日夜に了承した。この基準未満の水を排出した。

一方、放射性物質濃度が高い恐れがある雨水は、緊急措置として今年4月に汚染水漏れで使用停止となった地下貯水槽7基のうち、使ったことがない1基へ移送を始めた。台風の通過後に仮設タンクへ再移送する予定。


東電による、せき内の雨水を排出する基準は

・ガンマ線を出す放射性物質を検出されない。
・放射性セシウム134が1リットル当たり15ベクレル未満
・セシウム137が1リットル当たり25ベクレル未満
・ストロンチウム90が1リットル当たり10ベクレル未満

ということです。

東電は「Cエリア」と呼ばれる区域のせきから、仮設タンクへ雨水を移送。基準未満だったため、16日午前5時40分ごろから、計40トンの水を排出した。その後も雨水はたまり、同日午前10時現在、4エリアで順次排出している。水の濃度は最大でセシウム137が同21ベクレル、ストロンチウム90が同9.5ベクレル。その他は検出限界値未満だった。


原発、まだまだ対処しきれていませんね!

せき内の雨水を排出する基準も、東電が決めたものなのでは?

基準に満たない水なら流しても安全なの?

「ガンマ線をださなければ、1リットル当たり50ベクレル未満だったら流しますよ~」

ってことですよね!

今回は最大でセシウム137が同21ベクレル、ストロンチウム90が同9.5ベクレル!

合わせて30.5ベクレル!

それが40トン・・・1トンは1,000kg・・・10トンは10,000kg・・・40トンは40,000kg

1リットル約1kgとすると40,000リットル!

ってことだと、最大で延30.5×40,000=1,220,000ベクレル垂れ流しました~てこと?

そして、まだまだ垂れ流してる・・・!

ちなみに、(セシウム-137、半減期30年)(ストロンチウム90、半減期28.8年)

半減期とは大雑把に言うと、仮に10ベクレルの放射性物質が半分の5ベクレルになるのにかかる年月です。

また、大雑把に言うと1ベクレルは1秒間に1本放射線がでることです(1秒間です。1分で60本、カップラーメンを待つ3分だと180本の放射線を出すってことです)。

そして、放射線は確実にあなたのDNAを傷つけます。


そして、放射性物質はなくなりません!垂れ流した放射性物質は、どこに行こうが行った先で放射線を出し続けます。

ちょっと怖いですよね!


国の方でも、原発事故後の対処に関わっていくと表明が有り、

少しは変わっていくものだと思いましたが、

まだまだ後手を引いている状態です。

強力なリーダーシップを持った人が、原発事故後の対応に当たらないとダメですね!

東電自体なあなあの会社で、自分たちの利益のみしか追いかけない会社ですからね!

国に守られ独占し、好き勝手にやってきた「つけ」がいっぺんにやってきたって感じですね!

そのつけを国民に回されても迷惑千万ですけどね!


株式会社とはいえ、ライフラインの一角を担っている会社なのですから、

その自覚をしっかりと持って、物事にあたって頂きたいものです!

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